再登校事例

社交不安障害による不登校 男子高校生GM君 Vol.7

初回は猛スピードでカウンセリング

(2011/11/15)
 
東京で待ちに待った新井先生のカウンセリングを受けました。
 
小さい時からのストレスな記憶を一つ一つ丁寧に新井先生が掘り起こして下さり、何も無いと思っていた保育園時代と小学校時代の記憶にストレスを感じる記憶が出てきました。
全く親の私も知らなかった事が次々と出てくるので驚きました。
 
息子がこんなふうに新井先生に話をするのも不思議でした。
 
私達が地方に住んでおり高校卒業まで時間が無いと言う理由で、1回のカウンセリングで終わらせたい事を伝えていたので、猛スピードでカウンセリングしていただきましたが、Fの記憶の除去3分の2ほどで終了し、あっと言う間に6時間たってしまい、残りはスカイプをお願いして帰宅しました。
 
だいぶFに対する気持ちもおさまったようですが、まだ先生方とのやりとりの強いストレスがあるようです。
 
次の日、私も新井先生から教えていただいた記憶の除去を試してみようと思いましたが、今までうまく息子とコミュニケーションがとれてなかった私とでは全くやる気をみせてくれません。
 
残念ながらあきらめ20日に予約したスカイプを待つ事にしました。
 
その間起床して朝食は取るものの登校は出来ない日々が続きましたが、朝食をとる事ができるようになったと言う事だけでも大きな変化でありました。

解説

GM君は私にはスラスラしゃべってくれました。そういう心の壁はない子のようです。

さて、初回で私はいじめの記憶除去を行い、一通り母子にお教えし、「後は自宅でやって下さいね。」と申し上げました。

GM君は「はい」と答えたのですが、お母さんはとても自分ではできないと感じたようで、カウンセリングの継続をお願いされました。

こういうところにも、普段のコミュニケーションの質が問われます。

しかし私は悩みました。

次回からのカウンセリング内容をどうしようか。